物件名／竣工時期

H様ご邸宅／2021年11月竣工

仕様

外壁：ナノコンポジットW
屋根：MFシルキー（カバー工法）

屋根は彩色スレート瓦で外壁は窯業系の横張サイディング材が使用され、外壁色は北側の一部がアクセント的に異なる配色の建物です。
現状を調査した結果、基礎上の付け土台（土台部分に取付けた化粧板）、勝手口木枠下端部や大屋根東側破風板の一部には、腐朽による劣化が発見されましたが、屋根･外壁共に褪色は見られるものの、屋根材の破損、欠落した部分や反りやひび割れの箇所は無く、外壁材にも目立った劣化は無く、雨樋も取替が済んでいました。
今回は2回目の塗替えとなり、築年が30年を超える建物として長期に先を見据えた結果として、屋根は塗替えを行わず、裏面に断熱材が付いた軽量なガルバリウム鋼板製の金属瓦でカバーする工法をご選択されました。
また、付け土台や勝手口木枠の腐朽は部分的に取替え、破風板の劣化部分も全てを取替にすると大掛かりになるので、部分的に鋼板でのカバーでの補修を施しました。
現状のイメージは大きく変えないご希望だったので、屋根色のみグレー色からグリーン色へと変わりましたが、その他の色合いは今までどおりにしました。
外壁塗装に用いた汚れが落ちやすい、機能性の高い塗料での落ち着いた仕上がり感は、「まるで新築したかのよう」とお客様には大変ご満足いただきました。