調査の結果、屋根材には破損して欠落した部分や反りやひびの発生箇所があり、屋根材の部分的な補修の上での塗替えの処置では、長期的に維持できないと判断しました。

そこで、既存の屋根材は剥がさずに、その上から軽量なガルバリウム鋼板製で裏面に断熱材が吹付され、遮熱性も兼ね備えた屋根材でカバーする方法で施工を行いました。

また、若干ですが屋根の高さが変わることになるので雨樋も全て取替えることとしました。

外壁1階部分は石張り調の意匠を生かせて、紫外線からも保護をするクリヤーな塗装にし、2階部分は汚れが落ちやすい機能性の高い塗料を塗って、新築したような感じで将来的にも安心して過ごしていただけるようになりました。