モルタル下地にリシン吹付仕上げの外壁は初めての塗替えということで、塗料も表面は白っぽく退色が進んで開口部周辺でヒビ割れもいくつか発生し、木製の破風板には割れや腐食の劣化が見られ、玄関アプローチ部の木製手摺も腐食でぐらつきが有る状態でした。また、軒裏の木部塗装面も雨染みによる変色も目立つようになっていました。

今回は全面的にリフレッシュをするために、足場設置後に劣化箇所の木製破風板の取替、玄関アプローチ部の木製手摺の取替、屋根板金部や漆喰の補修等、今後の長期使用を見込んで必要と思われる箇所には手を入れてメンテナンスをしました。

外壁塗装はヒビ割れ箇所を修復し、カビや藻の発生している部分を薬品で殺菌処理をしてから全体を洗浄してから、汚れの落ち易い機能性の高い塗料で塗替えました。

以前より明るく黄色味を増した色合いの外壁色を濃色の木部塗装色が引締めて、全体にしっかりとした感じの仕上がりに塗替りました。